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個人情報が保護されているという神話

これ、なんだかおわかりですか?


これは、ぼくのfacebookアカウント(個人)の、インターネット言語のソースの一部です。画面にカーソルをあてて、右クリックで表示できます。それくらいは、ぼくでも知っています。


ぼくの偽アカウントが頻発しているfacebookですが、ある人の協力のもと、実行者を突き止めよう、という動きになっています。


今年の春先に出現した、ぼくの偽アカウントは、不特定多数をターゲットにしたもので、個人情報の収集がその目的であったと考えられます。


しかし、先月末から頻発している偽アカウントについては、春先のものとはあきらかに手口が異なり、それを模倣した、別の人物によるものだと、その人は分析します。


偽アカウントが作成され、ぼくの知人の何人かにリクエストが送信されると、すぐにそのアカウントは削除される、というやり口は悪質ではあるけれど、まったく意味をなさず、これは単純に、自己の欲求を充足させるためだけにやっているものだと、その人は分析します。


そして、実行者はぼくの知人の中にいるはずだと、指摘するのです。


偽アカウントは先月末、たて続けに2件確認されましたが、そのあとぼくらは動き、次にまた偽アカウントが出たら、即座にそのデータを収集・分析できるよう、リクエストが届くであろう、ぼくの知人数名に協力を要請し、網を張って待っていました。



そして獲物はかかったというわけです。



即座に専門家にデータを渡し、解析を依頼したところ、その日のうちにアカウントが作成されたであろう"地域"が特定されました。


そして彼は、あと数時間のうちに、アカウントを作成したであろう"端末"を特定するとのことでした。


もし、ぼくの知人に実行者がいるならば、過去の知人の投稿をすべて洗い出し、"端末"が合致する人物がいれは、その人物が実行者であると、その人は推測します。



やれやれ、大変なことになったぞ。



ぼくはそう思うけれど、その人は本気です。こんなことをするのには、相当な費用が発生するはずだけど、金に糸目はつけないと、その人は言います。


おそらく、実行者は数日以内に特定されるでしょう。そして、ぼくはそれが誰かを知ることになるでしょう。


でも、ぼくは多分こうすると思います。


ぼくは、その誰かを中傷したり、実名を公表したり、損害賠償を請求したりしない。ぼくは、その誰かに、おまえが犯人だったのか、とも言わない。ぼくは、まったくそんなことは知らない、とでもいったそぶりで、その誰かと今後も今までどおりに接する。


その誰かは、すでに自分を損なってしまっているのだから。それ以上、どんな仕打ちが必要だというのだろう。


そしてぼくは、そんな彼を、遠くからそっと見守るつもりです。



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