ギター弾き語りアーティスト育成問題100
このシリーズは、以前ぼくが個人でレッスンをしていたシンガーソングライターT君とのやり取りの一部を、彼の了解を得て公開したものでした。このシリーズは今回をもって一旦終了とさせていただきます。
プロを目指す目指さないに関わらず、自分で曲を作ってライブをやったり音源を作ったりするためにスクールに通ったり誰かに習ったりする必要はないと思います。そんなことより、有能なヤツを捕まえて一緒にバンドをやったり、プロアマ問わずレコーディングの現場に潜入して彼らが何をやっているのかを目撃する事の方が、おそらく数十万円の学費で得られるスキルの数倍以上のご利益があるでしょう。とはいえ一人で活動しているシンガーソングライターの場合、どうしても行き詰まってしまうこともあるでしょうし、現場に入り込むと言ってもなかなかそういう機会がないのかもしれません。なのでぼくがしていたことはカリキュラムに基づくレッスンではなく、彼のやりたいことを理解した上で一緒に曲を作る、アレンジのアイデアを提案する、それを実践するためのスキルを身につけるためのヒントを提示するということなどでした。つまり一緒にバンドをやるようなノリでレッスンをしていました。もし一人で音楽をやっていて行き詰まっているという人がいたら、一度ご相談ください。レッスンが出来るか出来ないかはそれぞれの状況によると思いますが、現状の打破やワンランク上の音楽をやるお手伝いは出来るかも知れません。人に教わる期間はごくごく短くていい。それよりもなによりも、音楽を続ける時間をより長くすることが大切だと思います。
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