"death feeling in the sky"
"death feeling in the sky"
from the album "GRUNGE SOUL"
アルバム グランジ・ソウル の1曲目、リードトラックといっていいナンバー。去年(2016年)のちょうど今頃、スタジオで別のことをしているときに、ふと思いついた曲です。
その場で曲の歌詞の一部を書き出し(歌詞は後になってからではつかないので、その場でつけます)、スタジオの名前にちなんで”空”をテーマに歌いました。
”空”というのは多分、自由の象徴だと思います。”多分”というのは、ぼくは明確にコンセプトを決めて歌詞を書いているわけではなく、感覚的に自分の中にあるものを拾い上げているので、本当は自分が何を言っているのか、ぼくにもよくわからないところがあります。
”本当の空じゃない”、つまりニセモノの空は、PCやスマートフォンのディスプレイのことです。ここは明確に意識してます。
インターネット上の情報をすべて真に受けている人を、ぼくはバカじゃないかと思うけど、そういう人に限って、くだらないことでクレームをつけたり、そうかと思えば、ちょっと考えれば嘘だとわかりそうなクソみたいな作り話に感動していたり。。。たとえば、極論かもしれないけど、こういう浅い人たちが誘導されて戦争を起こすんだと思います。そういうことを歌っています。
というわけで、この曲のテーマは自由についてですが、コントロールされた情報から自由になること。もし誰かがぼくらをコントロールしようとしているのなら、彼らが発信する情報から自由になることが、一番の防御だと思うんですよね。
ドラムトラックは、iPhoneのガレージバンドのプリセットです。みなさんのiPhoneにも、このドラムは入っているのでは??ドラムに合わせてギターのリフを弾いて、その次に歌を入れたんだっけかな??ベースが先だったかな??よく覚えていない(笑)譜面とか進行表の類は一切用意せず、このあたりでラップで盛り上がって...みたいな想定で、ほとんど目隠し状態で録っていました。
レコーディングも終盤になると、いい意味でいい加減というか、自分のペースがわかってきて、つぎに自分はこういう動きするだろうなとか、ある程度予測しながら作業を進められるようになる。
ラップは久しぶりだったけど、8テイクくらい録って、採用したのは4テイク目のやつです。言葉を変えながら録るんだけど、だんだん文脈がまとまってきてしまって、そうるすとなんだか聞いていて堅苦しい気がしてきて、最初のほうのつたないテイクのほうがのびのびしているように思いました。
death feeling in the sky MV 予告編
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