儲からなくても、音楽はなくならない
先日、渋谷のヨシモト∞ホールで、お笑いライブを観てきた。
若手芸人が出演し、新ネタを披露する、いわゆる”ネタ見せ”のライブだ。
出演者のうち半数は、テレビ等でもよくみかける、そこそこ売れている人たちだっだが、ぼくなどはまったく存じ上げない、おそらくまだまだ無名の部類と思われる芸人も多く出演していた。
しかし、売れていようといまいと、そのクォリティは確かなもので、ぼくは終始笑っていたと思う。
かつて漫才ブームがあり、その後お笑い第三世代と呼ばれる人たちがいて、しかしそのあとに続く力のある芸人が出て来ないのは、レベルが落ちているとか、彼らの実力が足りないとか、そういうことではないとぼくは思う。
カリスマ性のあるタレントが出て来ないのは、出て来れないような状況があるからではないだろうか。
そんな状況だからこそ、彼らは日々研究し、切磋琢磨して腕を磨いている。結果、かつてのブームのときにもてはやされていた芸人たちより、はるかに高いクォリティの芸を、彼らは披露している。
出せば売れた90年代のJ-POP。かたや、相当頑張ってもなかなか潤わない、今の音楽シーン。
言わずもがな。
90年代のものと比べれば、今の音楽は相当洗練されている。日々研究し、切磋琢磨してきた結果として。
どうせ出しても売れない、という絶望感は拭えない。
だけど、だからといって、音楽はなくならない。なぜだかわからないが、なくならない。
儲からないんだろ、やめればいいのに、と言われてもやめない。
お笑いライブを見たあと、食事をしながら、ぼくらはそんな話をした。
****ライブのお知らせ
7/30 @デイトライブ/トリム(名古屋)
8/01 @silver wings(京都)
8/03 @ブランニュー(大阪)
8/04 @ブラントン(尼崎)
8/06 とつかはしご酒ライブ(戸塚)
8/07 とつかはしご酒ライブ(戸塚)
各会場の詳細はこちら↓↓
▪️結城義広ニューアルバム”グランジ・ソウル”▪️
“幸せに興味はない。自由になれる瞬間があれば、それでいい”
結城義広-GRUNGE SOUL-
プリンス、ディアンジェロのDNA。日本人SSW、結城義広。独自の感性で、ソウルミュージックをオルタナティブ解釈。そのサウンドイメージは、まさに"グランジ・ソウル"。パンク~グランジの精神を継承する過激な歌詞で、レアグルーブのうねりを乗りこなす。書き下ろし40曲の中から厳選された全10曲。王道の真逆を行く、ソウルミュージックの新概念。
BUY NOW ↓↓
“グランジ・ソウル”収録曲
“death feeling in the sky” MV
▪️グランジソウルTシャツ▪️
0コメント