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新型コロナウィルスの感染拡大により対応の分かれる音楽イベントについてぼくのスタンス

世界的に感染が拡大している新型コロナウィルス。日本国内においては、政府が大規模な集会の自粛を求める趣旨の勧告を出すに至りました。それにともない、各種音楽イベントについても、主催者による開催の中止・延期の発表が相次いでいます。

一方、ライブハウス等で開催される小規模なイベントについては、比較的ゆるやかな対応というか、感染防止に細心の注意をはらいながらも中止や延期はしないというスタンスを取るイベント主催者や店舗が多いように見受けます。大きな会社と違って、小さなイベント会社やライブハウスは個人経営の場合も多く、この間なにもしないというのは死活問題だったりもするのです。つまり、それぞれの状況に応じた独自の判断で営業するということにどうしてもなってきます。

ただし、ウィルス対策について細心の注意をしていたとしても、イベントの開催や店舗の営業をすることによるリスクはしっかりと認識しておいた方がいいと思います。



ここからは、この件についてのぼくのスタンスと考えです。あくまでもぼく個人の見解に基づきます。

自分が主催していないイベントで出演依頼を受けているものについては、イベントが中止にならないかぎりぼくは出演します。しかし、自分で主催しているものについてはそのイベントは中止します。会場のキャンセル料等がかかったとしても中止します。
※現時点でぼくが主催しているイベントはありません。

これがぼくの基本的なスタンスです。主催しているイベントを中止する理由は以下のとおりです。

特に狭い密閉空間となるライブ会場は、手洗いや消毒だけでは感染を防ぎきれないと考えています。ライブハウスは基本的に飲食店で、ずっとマスクをしているわけにもいかないでしょう。空調設備が十分とはいえない店舗も多く、音の問題で特に演奏中はドアや窓を開け放つことも出来ません。また、ライブハウスはステージと客席との距離が近く、歌を歌う演者がウィルスを持っていた場合、飛沫は数メートル飛ぶことになるので、感染を広げてしまう可能性はきわめて高いと考えます。

ぼくは数日以内にライブハウスが感染拡大の現場となる事例が出ると予想します。もしそうなった場合、そこにいた人たちへの保健所等の対応がどういうことになるのかは、容易に想像出来るでょう。そして社会的な制裁を受けるのはイベントの主催者ではなく、その現場となった店舗です。

自分の好きなお店やお世話になっているお店がそんな目に合うのは悲しいことです。以上の理由により、ぼくは自分が主催するイベントについては、迷わず中止します。



とはいえ、今後の予想と現状についてです。これもぼく個人の見解です。

新型コロナウィルスはいつ収束するのかという話題はよく耳にしますが、ぼくは収束しないと考えています。仮に日本国内での被害が最小限に抑えられたとしても、世界規模でこのウィルスによる感染症が収束するとは考えにくいです。つまり、他のインフルエンザなどの感染症のように定着するのではないかと思います。将来的には、重症化しないとされる若年層を中心にこのウィルスに対する抗体が出来るのと、治療に有効な薬が見つかるなどして、中高年層が重症化しやすい多少厄介な風邪としてこのままいくのではないかと思います。

そうなると、今のこの騒動はなんだったのかということになりますが、確かに騒ぎすぎだし、煽りすぎです。騒ぐのであれば1ヶ月半遅いです。1月の半ば頃に今と同じくらいの緊張感があれば、状況はもう少し違ったかもしれません。

では、すべてを放棄していいのかと言えば、そうではないでしょう。出来る限り最善を尽くすことが今後の良い展開に貢献します。



このウィルスの厄介な点はいろいろと指摘されています。専門家はパニックを引き起こさないよう、慎重に言葉を選んでいるように思います。

新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解
2020年2月24日 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

また、政府を批判するのは簡単ですが、批判したところで起きてしまったことが元に戻るわけではありません。今回の件は国民が政府を評価する際のひとつの材料にすればいいと思います。



音楽に戻りますが、こんな非常事態になにをやっているのだと批判されるイベント主催者やアーティストもいるようです。音楽なんて生きるのに必要ないだろうと。なるほど。たしかにそういう見方があってもいいと思うし、こんな状況でも自分のエゴだけで想像力に欠ける動きをしている演奏家たちも実際にいるのだと思います。でもそれも含めて音楽はなくなりません。

アーティストや音楽関係者にとっては、つらい時間帯が続きます。でもその中で音楽を提供しつづける人たちこそが本物なんだとぼくは思います。



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#新型コロナウィルス
#イベント中止

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