また明日会えるよね
"拝啓、未来から..."のエンディングテーマ
"また明日会えるよね"が
来年、シングルで配信リリースされます
"されます"じゃなくて、するんですけど(笑)
こんばんは
結城義広です
この曲が"拝啓、未来から..."のエンディングテーマになった経緯は
脚本・監督の山本真弓が、去年ぼくのライブを観に来てくれたときに
ボクサーの斉藤伸幸丸が歌うこの曲を聞いて
物語のストーリーを思いついたことにはじまります
この曲自体はわりと古くて、書いたのはたしか
1999年ころではなかったかと記憶しています
シャッフルというのか、スウィングというのか
跳ねたリズムの曲ですが、当初はスクエアなエイトビートの曲でした
当時、弾語りでもバンドでも、何度か演奏したと思いますが
出来栄えが芳しくなく、しばらくレパートリーから外れていました
それがあとになって、跳ねたリズムのアプローチを試してみたところ
これがハマって、レパートリーに復活したという次第です
この曲を作曲した背景には、当時のぼくの生活が大きく関与していて
ロケーションは、夕方の高円寺純情商店街
季節はちょうど今くらい、冬に向かう少し前の時期です
当時ぼくは、高円寺のライブハウスで歌うことが多く
4時ころ現場に入ってリハーサルを終わらせ店を出ると
外はもう陽が沈みかけていて、急に風が冷たく感じられ
行き交う人たちの足も、なんだかせわしなくて
今日はお客さん入るかな、などと考えながら
純情商店街を歩いているときの
どことなく切ないような、さびしいような
そんな気持ちを歌っています
この話は、今ここではじめてしました
この曲をモチーフに"拝啓、未来から..."を書いた
山本真弓にもこの話はしていませんでした
だけど、彼女はこの曲の歌詞にある言葉を解釈して広げ
あのストーリーを構築しました
ある特定のエピソードを題材に曲を書くことはよくあることです
でも、それがそのエピソードを知る人にしか通じないとしたら
それは曲としての普遍性に欠けるものということになると思います
エピソードと言ったけど、それは例えば
時代や国境、地域などと言い換えてもいいです
つまり、そのエピソードを知らない誰かが聞いても
文化圏の違う人たちが聞いても
共感できる曲(あるいは、反感をいだく曲)が普遍性のある曲
ということになるんじゃないかと思います
もちろんぼくはそういう曲を書きたい
"また明日会えるよね"という曲に、そうした普遍性のようなものがあるのだとしたら
ぼくはうれしく思うわけだけれど...
◾︎◾︎◾︎2017年3月24日◾︎◾︎◾︎
拝啓、未来から...東京公演
東京国際空港 ギャラクシーホール
京急品川からエアポート快速12分 羽田空港国内線ターミナル駅直結
拝啓、未来から...公式サイト
主演/柴田 進・助演/謎の女
エンディングテーマ
また明日会えるよね/結城 義広
1部:拝啓、未来から...(60分)
2部:結城義広Present Acoustic LIVE
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[販売スケジュール各:税込/飲食付/先着順]
【先行】H28.11.01 10時~ ¥ 8,640
【一般】H29.01.01 10時~ ¥10,800
【購入】取扱/イープラス http://eplus.jp
【検索】拝啓、未来から
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