最近「ありがとうございます」とか「おめでとうございます」が多くなったと思いませんか？
お店で買い物をする、飲食店で食事をする。会計時に店員が「ありがとうございます」という。これは普通です。でも、最近よく見かけるのが、買い物をした客が、食事をした客が、店員に対して「ありがとうございます」といっている光景。いったい、何についての”ありがとう”なんだよ。最近のこの風潮が
大嫌いです
同じくここ数年、「ウィンウィン」という言葉をよく耳にしますよね。この言葉も嫌いです。"双方の思惑の一致"でいいではないか。相手との関係性を、美談でまとめようとしている、このかんじが気持ちわるいです。
そもそも、物事を勝ち負けでとらえている時点で、人生の負けだと思いません？？（笑）
それはともかく、相手に感謝しているようでいて、相手を気遣っているようでいて、実は異常なまでの保身がこういう言葉や言動となってあらわれるのではないかと、ぼくは慮りますが、正直、コイツ気持ちわりぃ、とか思いつつも、それだけ巷には人を傷つけるものがあふれているんだろうな、とも思います。
これは、やたらなんでもかんでも除菌してしまう風潮と、無関係ではない気がします。免疫不全症候群じゃなかったら、少しくらい毒が入ったほうが、人間は快適に暮らせると思いますけど。
さて、先月久しぶりに新曲をリリースいたしましたが、これについて「おめでとうございます」とコメント／メッセージしてくる人がいます。全然、、、
めでたくねぇよ
大学に合格したわけじゃないし、選挙に当選したわけでもない。ぼくの誕生日でもないし、誰かと結婚したわけでもない。ましてや、子供が生まれたわけじゃないし、リリースしたぼくの新曲が、レコード大賞をとったわけでもない。それなのに「おめでとう」って、、、CDなんて、出そうと思えば、誰でも出せる時代だぜ。
というわけで、ぼくが待っているコメントは「新曲聞きました！」です。
よろしくね。それと、いまだにいるのが、「ライブ行けなくてゴメンなさい」的なコメント／メッセージをしてくる人で、とくにアホじゃないかと思うのは、当日のバタバタしている時分にメールとかよこすやつです。ゲストで招待しているわけじゃないし、ましてや、スタッフやバンドメンバーじゃないんだから、あなたが来ないからといって、ぼくのライブになにか支障がでるわけではありません。
もし本当にライブが見たかったのに、来れなくて残念なのだとしたら、自分に対して"ゴメンね"と謝ってあげてください。
"いい人だと思われたい"一心で、まさに保身で"ゴメンなさい"といっているのなら、そんなメッセージをしてくる時点で、こいつはアホかと思うし、ライブに来なかったからといって、来なかった誰かを、ぼくは嫌いになったりはしませんから。
というわけで、ライブの予定も入れはじめてます。あわせて、よろしくです！！
リリース情報
3.29 リリース iTunes store他にて
「destiny」
「また明日会えるよね」
4.26 リリース
「ballade」
試聴→ballade
ライブ情報
5.22(mon)＠喫茶スマイル（東京・渋谷）
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