カート・コバーンとリアーナとぼく part 3
"グランジ・ソウル"。グランジロックとソウルミュージックがまざったもの。そのビジュアルイメージを具現化するにあたって、ぼくはリファレンスとなる資料を集めた。発想自体に前例がなく特異であるため、制作者であるぼくとタナカジュリアンさんとの間で、具体的なイメージを共有する必要があった。
ビジュアルイメージに求められる要件は二つ。まずは、”グランジ・ソウル”というキーワードを連想させるイメージであること。もう一つは、被写体がアルバム収録曲に含まれるメッセージを発信するに相応しいイメージであること。
たたき台となったのは、リアーナが2009年にリリースしたアルバム、”rated R”。ソウル~R&Bシンガーでありながら、リアーナはこのアルバムで、パンクを基調としたエロティックなビジュアルイメージを打ち出していた。
ぼくはそこに、なにか差別的なものを感じた。
“death feeling in the sky” MV
ユウキヨシヒロ/グランジ・ソウル
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全国のCDショップ、およびウェブショップにて
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