2020.08.16 03:00幸せごっこはやめませんかという提案“幸せに興味はない。自由になれる瞬間があればそれでいい” - GRUNGE SOUL -ぼくがずっと発しているメッセージは、つまり幸せになったふり、”幸せごっこ”はやめませんかという提案。一番騙してはいけない人、つまり自分を、幸せだと騙すことは、自分を裏切ることだし、傷つけることでもある。それはむしろ、幸せから一番遠いところにいるのと同じ。そして、まったく自由じゃない。まずは現状について、嫌なこと...
2019.02.13 13:02自由になれる瞬間自由になれる瞬間。それは、自分が何者にもとらわれていないと感じるときのこと。一休宗純が、経の上に大便を乗せたエピソード。住職である植木等の父が仏像を足で蹴り倒し、これは人間の作ったものだと、植木を諭したという逸話。これらは一見、宗教を冒涜した不謹慎な話のように思われるかもしれないが、本質はそうではない。これらはどちらも人間による決め事で、人間自身が不自由に生きていることへのアンチテーゼとしてのパフ...
2018.04.05 05:00安全な距離を取って変な笑い方でクレームを叫んでるオマエとは友達になれない。友達にならない。“death feeling in the sky”アルバム”グランジ・ソウル”で、ぼくが発したかったメッセージは、この曲と最後の”hate this place” にほぼ網羅されている。
2018.02.19 09:00下ネタ苦手な方はいませんか~リハをしていて気付いたこと。歌詞が下ネタすぎるんだけど、大丈夫かな。ライブ...[性器]とか[射精したい]とか[少女の裸体]とか、、、歌詞は曲を思いつくのと同時に、とりあえず適当につけるんです。思いついたままに、というかメロディとかコードの雰囲気に合いそうな言葉を、適当につけておきます。そのときにつけないと、時間がたつにつれ、イメージがどこかに行ってしまうんですよね。
2018.02.06 13:50曲を思いついた瞬間から、絶望がはじまるアルバムをリリースしたあと、いろいろな方々に「おめでとうございます。」と言われた。ぼくは素直に「ありがとうございます。」と、謝意を表した。しかし、アルバムを出すこと自体は、めでたいことでもなんでもない。
2018.01.25 02:30カート・コバーンとリアーナとぼく part 4差別。差別的表現。倫理的な善悪云々はともかくとして、創作表現において、差別がいけないという認識が、ぼくにはない。アルバム”グランジ・ソウル”の根底に流れるテーマは、一言で言ってしまうと、それは”自由”ということになるが、ぼくはその自由を阻むものを、差別という方法で排除しようと考えていた。
2018.01.18 00:40カート・コバーンとリアーナとぼく part 3"グランジ・ソウル"。グランジロックとソウルミュージックがまざったもの。そのビジュアルイメージを具現化するにあたって、ぼくはリファレンスとなる資料を集めた。発想自体に前例がなく特異であるため、制作者であるぼくとタナカジュリアンさんとの間で、具体的なイメージを共有する必要があった。ビジュアルイメージに求められる要件は二つ。まずは、”グランジ・ソウル”というキーワードを連想させるイメージであること。も...
2018.01.15 02:00カート・コバーンとリアーナとぼく part 2"グランジ・ソウル"というキーワードは、元々はバンドの名前として思いついたもので、それはもうかれこれずいぶん昔のことになるが、結局そのバンドは結成されず、"グランジ・ソウル"という名前だけが、宙に浮く格好となった。明らかにインパクトがあり、文字と響きだけで音楽を連想させるその名前を、ぼくは温存していた。2016年。約30曲のマテリアルを作り終えたぼくは、それらを机の上に並べて考えた。さて、いったい...
2018.01.13 06:00カート・コバーンとリアーナとぼく part 1ぼくの長所であり、短所なところでもある"器用さ"は、こと音楽をするにあたって、使いこなすのがとても難しく、それをコントロールするには、さらに別の卓越した器用さが求められる。一言で言ってしまえば、それはセルフプロデュース能力ということになるのだが、ぼくにとっては、他人をプロデュースすることよりも、自分をプロデュースすることのほうが、はるかに難しい。2015年の秋口に、ぼくはアルバムを出そうと思い、曲...