AADとかAD/DAとかAC/DCとか...
出始めの頃の
CD...
そうだな
1980年代に出た
CDには
"AAD"とか
"DDD"とか
そんな印が
表記されていたのを
ご存知ですか??
こんにちは~
結城義広です!!
これは
なにかというと
そのCDを
制作する過程における
音を固定する"媒体"が
A=アナログか
D=デジタルかを
あらわしています
たとえば
AADであれば
・アナログで演奏を収録して
・アナログでトラックダウンして
・デジタルでマスタリングしました
という意味です
はっきり言って
なんというか
とても
親切な表記だと思います
というか
"いらねーだろ"
って思うけど(笑)
勘のいい人は
お察しかと
思いますが
その製品が
CDであれば
最後のアルファベットは
"D"のはずです
ジミーペイジは
レッドツェッペリンの
アルバムを
CD化するにあたり
アナログのマスターを
デジタルのマスターに
そのまま
コピーすることを
良しとせず
マスタリング自体を
やり直したそうです
頭がさがります
アナログ盤のマスタリングと
CDのマスタリングは
そもそも別モノな
わけです
勘のいい人は
ぼくが
なにを言おうと
しているのか
お察しかと
思うけど
昨今の
アナログレコードブームで
発売されている
アナログ盤は
そのほとんどが
CD用に
(あるいは配信用に)
デジタルで
マスタリングしたものを
アナログに
変換しているだけです
こうした
製品については
用途に応じて
たとえば
ターンテーブリストが
使い勝手がいいから
という理由で
アナログ盤を
プレイするのは
ぜんぜん
いいと思うけど
ただ聞くだけの
リスナーが
"やはりアナログはいい"
とか言って
アナログ盤を
かけているのは
(好みの問題ではあるけれど)
非常にナンセンスだと
思います
つまりは
踊らされている
消費者の構図
でもこの場合
わるいのは
消費者ではなく
生産者の側です
"アナログブーム"
とかいって
購買意欲を
煽るんだったら
ちゃんと
アナログで
マスタリングして
CDの音とは違う
本物のアナログ盤を
出してほしいよね
養殖の魚を
海に放して
それをまた捕まえて
"天然モノ"です
みたいな...
そんな商売
していると
ますます
音楽が
売れなくなるんじゃね??
ちなみに
ハイレゾは
アナログを超えた
云々は
詭弁だと
思います
アキレスと亀の
例えを
だすまでもなく
レゾリューションを
いくら
細かくしたところで
それが
アナログになることはないし
ましてや
アナログを
超えることはないでしょう
かたや
アナログは
工程ごとに
データは劣化します
これが
デジタルにまさる
というのも
おかしなはなしだと
思います
両者は
完全に
別モノです
長文を
読んでいただき
ありがとうございました
う~ん
久々に
AC/DCが
聞きたく
なってきたぞ...
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