Getz / Gilberto
自分が生まれた年はどんな音楽が生まれた年だったのだろう。そんな風に考えることはないだろうか。ぼくが生まれた年。いろんな音楽が生まれ、いろんなレコードが発売されたと思うが、どれか一つを選べと言われたら、ぼくは迷わずこのアルバムを選ぶだろう。
”GETZ/GILBERTO”
ボサノヴァはぼくにとっては宇宙すぎて、まったく到達できる気がしない音楽だ。こんなに膨よかで、立体的な音楽。根本的な発想の違い。根本的な立ち位置の違い。根本的な生き方の違い。むしろそんなふうにさえ思えてしまう。とはいえ、ジョアンジルベルト氏の波乱の人生を美化するつもりはまったくないのだが。R.I.P.
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