I would die 4 u
SNSで、いろいろなニュースを知ることが多くなった。22日の朝、facebookを開くと、プリンスの写真がたくさん表示されていた。いやな予感がした。記事に目をとおす。「ウソだろ」と思った。
"またしても"偉大なミュージシャンがひとり逝った、と思う人も多いだろうけど、これはそういう類のはなしではない。ぼくにとってはもちろんそうだが、ぼくにとらなくても、だ。
年齢とともに、活動力が低下し、過去の遺産にたよって音楽をつづけているような、あるいは、半ば引退状態になってしまっているミュージシャンが死んだわけではないのだ。プリンスの音楽は進化しつづけていたし、いまだに他の追随をゆるさない存在たりえていた。
57歳という年齢が、早いとか、遅いとか、そういうはなしではなく、第一線の最先端にいる人が亡くなったのだ。
彼がいかにストイックで、音楽に対して素直で純粋だったかは、なかなか伝わらない部分があったかもしれない。とくに日本のリスナーにとって(一部のリスナーを除いて)は、むしろ、わかりずらい音楽だったかもしれない。
でもそんな彼の姿勢こそが、57歳にして彼を第一線で最先端の存在たらしめていたのだと思う。ぼくはそんな彼を、本気で尊敬します。彼のフォロワーでいつづけます。
安らかにお眠りください。
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