人間自体がマイノリティだと思う瞬間
コロナウイルスの影響による経済活動の低下で、温室効果ガスが減ったとかいうニュースを聞くと、コロナウイルスこそが地球にとっての正義なんちゃう？みたいに考えてしまいますよね。
人間をマイノリティだと感じてしまう瞬間。
1994年公開の映画”プリシラ”は、好きな映画を5つ挙げろと言われたら、迷わず候補に挙げる映画のひとつです。
舞台はオーストラリアで、ヒューゴ・ウィーヴィング演じるドラァグクイーンが、仲間2人とショーの現場までバスで旅をするというストーリーなんだけど、途中で立ち寄る田舎の街は保守的で、彼らは迫害を受けるわけです。
この頃はエイズが不治の病とされていた頃だったけど、エイズは帰れ！とバスに落書きされたり。なんだか、他県ナンバーの車にキズをつけたりする、どこかの国の人たちと似ていると思いませんか。
でも、クールにタフに、彼らはそれを乗り越えて、現場に向かうわけです。
ゲイというマイノリティについての、差別等に代表される様々な問題が提示される中、それらを乗り越えてゆく主人公たちを見ていると、とても元気が出てきますが、オーストラリアの荒野と人間との対比は、彼らがゲイだからマイノリティなのではなく、人間こそがそもそもマイノリティなのではないかと思わせたりもします。
この映画で一貫して描かれているテーマは、ユーモアです。ぼくら人間が困難に打ち勝つには、ユーモアが不可欠なのだと思います。
最後のシーンは、舞台がなぜか日本で、ネタバレになるから書きませんが、オチがめちゃ笑えます。笑えるけど、ジーンとするんですよね。そういう映画、あんまりないと思います。
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Yoshihiro Yuki - NEW WAVE -
“生きることにそもそも意味なんてない”
ネオソウルをベースにR&B、ヒップホップ、さらにはEDM、エレクトロニックミュージックをも取り込んだ結城義広の新作EPは、不透明感を増す現実世界をポジティブな視点で歌い上げた珠玉のアンソロジー。
収録曲
1. riverside blues
2. yunagi
3. high energy
4. invisible sky
5. wave
6. realize
DL / サブスクリプション
CDパッケージ / ディスクユニオン
“New Wave” リードトラック
“High Energy” MV↓↓
#コロナ差別
#プリシラ
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