跳ねてる曲なのにあえて跳ねないリズムで演奏するとか
Led Zeppelin “Whole Lotta Love”
正規バージョンとドラムだけのバージョン
ギターとベースのイントロ部分は、わりとスクエアに近い、つまり跳ねていない16分音符で演奏されていて、この曲は全編通してそういうリズムの曲だと思われがちだけど、ドラムトラックを聞くと、ジョン・ボーナムのドラムだけが跳ねている、つまりシャッフルしていることがわかる。
Led Zeppelin のリズムの面白さ、音楽の深さはまさにここだと思います。
スクエアな曲は全員がスクエアに、シャッフルの曲は全員がシャッフルで、ということではない。そもそも、シャッフルを3連符中抜きのタイミングで跳ねたら、とくに歌なんかは超ダサくなるし、跳ねるタイミングには人それぞれ個性があるので、全員が合わせたら気持ち悪いし、一曲通して同じタイミングで跳ねる必要もないし。
その混ざり具合が、音楽の幅や奥行きになるはずなんですけどね。そういう情報やスキルって、ごく一部の人たちの間でしか、共有されていなかったりします。Led Zeppelin のモノマネバンドやコピーバンドは、有名無名問わずいろいろいるけれど、ここをちゃんとコピーしてるバンドっているのかしら?
ちょうど2000年頃から、ニューソウルと呼ばれる人たち、ディアンジェロやミュージック・ソウルチャイルドらが、一瞬リズム外してるんじゃないかと思われるような歌い方をし始めて、なんだこれは!!ついていけない(汗)と思っていたけれど、あれから20年も経った今頃になって、やっとなんとなくその感覚がつかめてきたというか。つまり、そういうことなんですよね。
そうなってくると、ジャズの人たちのレイドバックした歌い方や演奏の仕方も、すんなり入ってきたりして。本当は逆で、ジャズのレイドバックを、ネオソウルの人たちが取り入れたということなんだろうけど。
というわけで、リズムはずらしてナンボ。跳ね方もズレていてナンボの世界。ですわ(//∇//)
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